食品の原材料を見てみるといろいろなものが書かれていますよね。

 

その中で着色料が気になることはありませんか?

 

例えば、青色1号とか黄色4号なんていうような、〇色〇号とかありますよね。

 

こういう着色料って体に悪そうだと思ってしまいます。

 

今回はそんな着色料の中から青色1号について調べてみます。

 

 

青色1号とは?

青色1号は、合成着色料です。

 

ブリリアントブルーFCFとも呼ばれる食用タール色素で、日本では食品着色用の食品添加物として指定されています。

 

タール色素は食品、医薬品、化粧品などの着色料、食品添加物として使われます。

 

青色系の食用合成着色料として認められているのは、青色1号と青色2号の2種だけ。

 

単独で使われることはまれで、黄色や赤色などの他の色素と併用して、緑色やぶどう色などとして使われることが多いようです。

 

青色1号は多くの清涼飲料水やお菓子に使われています。

 

例えば、ペプシブルー。

 

ペプシブルー

 

なかなか刺激的な色をしています。

 

かなり昔の商品なので覚えていない人や知らない人も多いかもしれません。

 

こんな色だから飲む気がしないという友だちもいましたが、私は何も考えずに買っていました。

 

特に変な味がするわけでもなく、見た目の問題でしたね。

 

他にもネモフィラカレーという青色のカレーにも使われています。

⇒ ネモフィラカレーとは?味や原材料、着色料、レトルト通販は?

 

ネモフィラカレー青色1号

 

このビビッドな青色は青色1号によるものです。

 

ペプシブルーに比べるとかなりハードルが上がっています。

 

正直この色は食品に使うのはどうなんだろうと思ってしまいます(笑)

 

 

青色1号の毒性は?発がん性はある?

こういった青色1号みたいな〇色〇号みたいな着色料って危ないイメージがありませんか?

 

私もちょっと危なそうなイメージがあります。

 

というのもタール色素が原因なのかもしれません。

 

日本で食品添加物として使用されているタール色素は現在12種類。

 

これらはすべて安全性が確認されたものです。

 

ただ、外国では危険とみなされているものや、自主規制勧告の対象となっているものもあります。

 

そういったところが、危なそうというイメージにつながっているのかもしれませんね。

 

では、この青色1号はどうでしょうか。

 

日本では先ほど書いたように安全性が確認されたとして認められているものです。

 

EUでは食品添加物として認可されていますが、ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリアは国として禁止しています。

 

アメリカでは食品添加物として認可されています。

 

国によって対応が違っているのがちょっと難しいですね。

 

毒性試験も実施されていて、その結果を見ると、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議の毒性試験では短期毒性、長期毒性および発がん性は確認されていません。

 

国際がん研究機関の発がん性リスク評価においても発がん性は確認できていないとのことです。

 

現時点では、国際がん研究機関の発がん性リスクの分類ではコーヒーよりもリスクが低いとされています。

 

この分類を確認すると、漬物もコーヒーと同じグループに分類されていました。

 

コーヒーや漬物の方が青色1号よりリスクが高いって本当なのか?と思ってしまいます。

 

青色1号という名前だけで危なそうだなって思っていましたが、そういうわけではないようです。

 

あくまで今のところは毒性が認められていないというものだと思いますが、ちょっと驚きですね。

 

イメージだけで勝手に決めつけるのはよくないということが分かります。

 

 

青色1号の有用性?

PNASという科学雑誌にある研究結果が報告されました。

 

驚くことに青色1号に脊髄損傷に起因する炎症を抑える効果があったといいます。

 

ラットを用いた調査で、青色1号を投与したグループは投与しなかったグループよりも脊髄の回復が著しく早いという結果だったそうです。

 

この結果から、治療が難しかった脊髄損傷の画期的な治療法になるのではないかと期待を集めています。

 

それでも、やっぱり副作用はあるようです。

 

それは、体が青くなってしまうこと。

 

青らっと

 

皮膚や目は投与の1週間後に通常の色に戻ったものの、6週間後に解剖したところ、脊髄は青いままだったようです。

 

この問題がクリアできれば、安価な青色1号は脊髄損傷患者の特効薬になるに違いないとのこと。

 

ただ、安価であるがゆえに、臨床試験を行う製薬会社が見つけられそうにないというのが問題。

 

儲からないことが初めから分かっていればどの会社もやろうとしませんよね。

 

 

まとめ

着色料、とくに合成着色料は危なそうというイメージを持っている方は私も含めて大勢いると思います。

 

危ないものもありますが、そうでないものもあります。

 

しっかり調べてからそのものの良し悪しを考える必要があると思います。

 

青色1号のように発がん性は認められていなかったり、さらには有用性もあるというものもあるのです。

 

何事も決めつけてしまうのはよくありませんね。

 

 

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